「沖縄尚学の150キロ左腕」として一躍注目を集める末吉良丞投手。
クラブチームに進まず、学校の軟式野球部で地道に実力を積み上げながらも
中学3年で145キロを記録し、さらにU-15侍ジャパン日本代表に選出されるなど、その才能は早くから光っていました。
今回はそんな、末吉選手の中学時代について詳しく解説していきます。
末吉良丞のプロフィール

- 氏名:末吉良丞(すえよし りょうすけ)
- 生年月日:2008年11月18日
- 出身地:沖縄県浦添市
- 身長・体重:175㎝・89㎏
- 投打:左投左打
- ポジション:投手
- 背番号:1番(沖縄尚学高校)
主な実績・記録
- 中学3年:U-15侍ジャパン日本代表選出
- 2023年:第11回BFAU-15アジア選手権準優勝
- 高校1年秋:最速150キロ記録
- 2024年秋:九州大会優勝(防御率0.74)
- 2025年春:選抜甲子園出場
- 2025年夏:甲子園出場決定
末吉良丞の中学はどこ?
今や沖縄尚学で最速150km/hを投げる注目左腕となった末吉良丞投手ですが、そのルーツは地元・浦添市の仲西小学校と仲西中学校にあります。
野球を始めたのは小学2年生のとき。
「仲西ビクトリーベースクボールクラブ」でピッチャー兼外野手としてプレーし、なんと小6で120km/hの速球を投げていたそうです。
中学ではクラブチームに行かず、公立中の軟式野球部でプレーを続けます。
チームとしては県大会2回戦まででしたが、個人の成長はすさまじく、中3で145km/hをマーク。
さらにU-15侍ジャパン日本代表に選ばれてBFAアジア選手権に出場、沖縄県選抜(育成会ドリームカップ)にも選ばれ
県内ではしっかり名前を知られる存在になっていきました。
そして高校は「U-18代表コーチの比嘉公也先生に教わりたい」という思いで沖縄尚学へ。
公立中でコツコツ磨いた力が、今の活躍につながっているんですね。
U-15侍ジャパン日本代表に出場していた!
沖縄尚学で150キロを投げる注目左腕・末吉良丞投手は実は中学時代
U-15侍ジャパン日本代表として国際大会に出場していたことをご存じでしょうか?
末吉投手は中学3年時には145キロの速球をマーク。
その実力が評価され、沖縄選抜(沖縄BBC)、さらにU-15侍ジャパン日本代表にも選出されました。
アジア選手権での経験
2023年8月、中国・威海市で行われた第11回BFA U-15アジア選手権に出場。
侍ジャパンは決勝でチャイニーズ・タイペイに惜しくも4-6で敗れ準優勝となりましたが、
YouTubeの侍ジャパン公式チャンネルには、18人の選手が最後まで諦めず戦う姿がしっかり記録されています。
試合後、監督は
「目標はちょっと届かなかったです。君たちの頑張りで来年の後輩のしるべを作ってくれた、本当にありがとう。」
と選手たちに声をかけたそうです。
沖縄の公立中学・軟式野球部から、国際舞台で戦う日本代表へ。
現在は沖縄尚学高校2年生として、最速150キロの本格派左腕へ成長。
末吉選手のU-15日本代表での経験は、「沖縄の軟式野球出身選手でも世界で戦える」ことを証明する貴重なエピソードといえるでしょう。
この経歴を知ると、「ここまでたどり着くためにどれだけ努力を積み重ねてきたのか」と考えさせられます。
全国的には無名でも、自分の環境で全力を尽くし、チャンスをつかんで世界へ挑んだ中学生。
末吉投手の挑戦は、多くの若い選手の励みになるはずです。
まとめ
今回は、末吉良丞投手の出身中学について詳しく解説しました。
末吉良丞投手の出身中学は浦添市立仲西中学校です。
クラブチームには所属せず、公立中の軟式野球部で腕を磨きながら中学3年で145km/hを記録し
U-15侍ジャパン日本代表として第11回BFA U-15アジア選手権(準優勝)にも出場しました。
地元で地道に積み上げた努力が、現在の沖縄尚学で150km/hを投げる本格派左腕としての活躍につながっています。
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