教育現場一筋40年。現場主義を貫いてきた堀正和さんは、まさに真の教育者です。
城西大学数学科で培った論理的思考力と、文部科学大臣表彰を受けた確かな実践力をあわせ持ち
ICT改革から人格教育まで幅広く取り組んできました。
広陵高校の校長として、伝統と革新を見事に両立させる稀有なリーダーです。
この記事ではそんな堀正和校長の詳しい経歴を解説していきます。
目次
堀正和のプロフィール

- 氏名: 堀 正和(ほりまさかず)
- 年齢: 推定63歳(2025年時点)
- 学歴: 城西大学理学部数学科 卒業
- 現職: 広陵高等学校 校長(2024年春頃から確認)
- 兼職: 広島県高等学校野球連盟 副会
堀正和の経歴は?
ここからは堀正和さんの主な経歴について解説していきます。
主な経歴
教育経験
- 長年にわたり経論、主幹教諭として学校現場に従事
- 広陵高校で主幹教諭・教諭等を歴任後、校長に就任
- 2013年教頭として、ICT導入や学力向上プロジェクトに中心的に関わる
表彰・役職
- 1995年:広島市教育委員会の派遣団員として米国視察の参加
- 2008年(平成20年):文部科学大臣優秀教員表彰を受賞
- 2023年頃:広島県高等学校野球連盟副会長に就任
2025年8月10日現在では、甲子園大会に関連した騒動により、同校の大会出場辞退と任せて
広島県高等学校野球連盟副会長職の辞任を申し入れています。
教育者としての実績と校長就任までの道のり
これまでの経歴を、校長になるまでの道のりとともに振り返ります。
大学時代
- 城西大学理学部数学科を卒業。
- 理数系の知識をしっかり身につけ、論理的な思考力をベースにした教育観を育む。
- 数学科出身というバックグラウンドは、後のICT活用や学力向上プロジェクトにも大きく活かされる
教育現場でのスタート
- 教諭としてのキャリアをスタート。
- 広陵高校をはじめ広島県内の高校で、数学の授業を中心に教団に立つ
- 長年の現場経験の中で、生徒指導のノウハウも自然と磨かれていった。
国際的視野の獲得(1995年)
- 広島市教育委員会の派遣でアメリカへ教育視察に参加
- 現地の教育システムや授業スタイルを学び、国際的な視野を手に入れる
- この経験が後の教育改革にもつながっていく。
野球部での指導経験(2000年~2001年)
- 広陵高校野球部の部長に就任
- 中井哲之監督と二人三脚で部を支え、運営や選手の人間的成長にも関わる
- この経験が、高野連副会長就任の土台になった。
管理職への昇進(2013年頃)
- 教頭に昇進し、教育改革のリーダーとして活動。
- ICT導入や学力向上プロジェクトの中心人物となり、「ICT改革少年」と呼ばれる平成25年度の立役者に。
- 全教室に超短焦点プロジェクターを設置
- 独自仕様の「レール式スライドスクリーン「Ninja」を開発
- 生徒用タブレット「PenPlus Classroom」の活用を推進
主幹教諭時代
- 教頭経験の後、現場に近い立場で主幹教諭として活躍。
- 教員間の調整役を務めつつ、若手教員の育成にも力を注ぐ。
校長就任(2003年頃~2024年春)
- 広陵高校の校長に就任
- 2024年春のセンバツ高校野球大会の時点では、すでに学校のトップとして采配を振るっていた
- 約40年にわたる教育現場での経験を集大成として、学校経営にあたる。
高野連副会長就任(2023年頃)
- 広島県高等学校野球連盟の副会長に就任
- 野球部部長時代の経験を活かし、高校野球界の発展にも貢献
まとめ
堀正和さんは、数学教育を原点に40年間現場主義を貫き、教諭から広陵高校校長へと成長してきました。
米国視察や文部科学大臣表彰などの経験を活かし、ICT改革や学力向上にも大きく貢献。
野球部部長や高野連副会長としてスポーツ面でも手腕を発揮しました。
その歩みからは、生徒の成長を第一に考える情熱と、伝統と革新を両立させる力強い姿勢が伝わってきます。
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