千葉の小さな町から始まった野球少年の夢が、今、全国の注目を集めている。
御宿町出身の菰田陽生、16歳。194cmの長身から投げ下ろす152km/hの直球と、木製バットで140m級の打球を放つパワーを併せ持つ二刀流選手。
千葉西リトルシニア時代に右肘剥離骨折という大きな怪我を経験しながらも、山梨学院高校で才能を開花。
この記事では、菰田陽生の経歴を解説していきます。
菰田陽生のプロフィール

- 名前: 菰田陽生(こもだ はるき)
生年月日: 2008年12月21日(16歳)
出身地: 千葉県御宿町
身長・体重: 194cm・100kg
投打: 右投右打
ポジション: 投手・一塁手(二刀流)
現所属: 山梨学院高校2年
菰田陽生の経歴は?
小学1年生で御宿少年野球クラブに入団し、九十九里リトルリーグ、千葉西リトルシニアを経て山梨学院高校へ進学。
中学3年の春には右肘の剥離骨折を経験したが、復帰後に大きく成長した。
高校では1年生でベンチ入りし、秋からエースナンバーを背負うまでに成長。
2年生ではセンバツと夏の甲子園に出場しました。
最速152km/hの直球に多彩な変化球を織り交ぜ、ノビとコントロールの良さが持ち味。
打者としても高校通算25本塁打を記録し、木製バットで推定140m級の長打を放つパワーを持つ。
50m走6秒4、遠投100mと身体能力も高く、投打でチームを支える二刀流プレーヤー。
甲子園では2025年春に3回無失点・打率.333、夏は12回1失点・打率.429と投打で活躍しています。
中学はどこに通っていた?
菰田陽生の中学時代
千葉県御宿町立御宿中学校に通いながら、2021年から2023年まで千葉西リトルシニアに所属。
伝統ある強豪チームで全国大会を経験し、2022年の全国選抜では3回戦進出、日本選手権でも健闘しました。
奈良西シニアとの選抜3回戦では、6回同点の場面で登板。
打者がバントに切り替える瞬間に即座に反応して外すなど
冷静な判断力を披露し「下級生とは思えない本格派右腕」と評価されました。
一方で、中学3年の春には右肘剥離骨折という大きな試練も経験。
しかしリハビリを乗り越えて再びマウンドに立ち、成長を遂げました。
チームメイトの柴田元気(東海大相模)、山本大我(千葉黎明)、花嶋大和(市立船橋)らも甲子園で活躍。
さらに兄・朝陽さんも同じシニア出身で大学野球を続けており
家族や仲間と切磋琢磨した時間が菰田陽生さんの基盤となりました。
まとめ
千葉の小さな町で野球を始めた菰田陽生さんは
千葉西リトルシニアでの全国大会や右肘剥離骨折という試練を乗り越え、山梨学院高校で二刀流の才能を開花させました。
最速152km/hの直球と高校通算25本塁打の長打力を武器に、甲子園でも投打で活躍。
御宿中学校出身の彼は、すでに全国から注目を集める存在となっています。
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